
引用元:魔法使いの嫁
©Kore Yamazaki 2014
月刊コミックブレイドで連載され、現在は月刊コミックガーデンで大人気連載中のファンタジー漫画『魔法使いの嫁』を紹介!コミックは現在6巻まで発売されています。今回もネタバレはなしでいきます!
どんな漫画?
本作の主人公・羽鳥智世(チセ)は、生まれつき人でないものを見ることができるせいで、周囲から疎まれる存在だった。自分の人生に嫌気がさしたチセは、イギリスで開かれる闇オークションに「商品」として出ることに。チセは、全身が骨で出来ている人外、エリアス・エインズワースに落札され、弟子、そして未来の嫁にするつもりであることを告げられるのであった。
ということで、本作はチセと魔法使いエリアスとの物語になります。魔法ありのファンタジーな世界で、チセの秘密や心の成長が描かれています!ラブコメではないですよ!
タイトルと表紙のインパクト
最初にタイトルを知ったときは、魔法使いと、嫁のイチャイチャラブコメかと思ったのですが、1巻の表紙を見た瞬間、一発で興味が湧きました!どうやら何か違うぞと。
魔法使いが明らかに人間じゃないですからね(笑)化けてるのか?それともほんとに化け物?そして嫁かわいい!という感じで(笑)
嫁のチセちゃんかわいい

引用元:魔法使いの嫁
©Kore Yamazaki 2014
あるシーンで恥ずかしがっているチセちゃんです!
まずかわいい。かわいいは正義。でもそれだけじゃないのです。
チセには見えざる者を見る力があり、そのせいで皆に疎まれていました。だから闇オークションに出たのですね。もうどうなってもいいやと。
そして、エリアスに買われ、魔法使いの弟子するよと、資質があってよかったねと告げられます。
その時のチセの反応が

引用元:魔法使いの嫁
©Kore Yamazaki 2014
この悲痛な叫び。チセにとって魔法使いの資質というのは、他人、家族から見捨てられる原因になったものですし、自分を金で買った奴に『資質があってよかったね』なーんて言われたら気分最悪ですよね。
そしてこのチセの叫びを受けて、エリアスはどう応えるのかというと、

引用元:魔法使いの嫁
©Kore Yamazaki 2014
ああ、イイセリフ。これからチセが救われていくのかな。この魔法使いはいい奴なのかな?などと今後の展開にわくわくしました!
スレイ・ベガ
夜の愛し仔と書いてスレイ・ベガと読みます。チセちゃんのことです。
ネタバレになるので多くは書きませんが、スレイ・ベガとは簡単に言うと魔力を集めることに長けた存在です。
そのせいでチセは苦しんでいましたが、魔法使いになるには良い資質だということです。だからエリアスはチセを弟子にしたんですね。
この資質とどう向き合っていくのかっていう点も見所の一つですね!
魔法の雰囲気

引用元:魔法使いの嫁
©Kore Yamazaki 2014
この世界の魔法はこのように詠唱して発動したり、素材を調合して薬を作ったりします。
この詠唱の言葉だったり、魔法発動の描かれ方の雰囲気がとても好きです。なんて言えばいいのでしょう?古めかしいという感じ?
魔法と魔術
この世界には魔法と魔術が存在しています。
魔術というのは自らの魔力を使用し、世界の理に干渉することで奇跡を起こす。
対して魔法は、妖精などの力を借りて理に干渉し、奇跡を起こす。
チセやエリアスは魔法使いなので、妖精の力を使う側です。ってことで当然妖精が出てくるのですが、妖精ちゃんの容姿がすごく怪しげなのです。というか普通に怖い。こういう少しやばそうな雰囲気があるのがこの漫画のいいところだと思います。
また、魔法使いと魔術師の関係はどうなのか?仲がいいのか悪いのか?こういったところもどうなっていくか気になります。
チセの成長
物語の序盤は、チセとエリアスが協会から依頼された3つの案件を解決していくという展開になります。それらを解決していく中で、様々な出会いがあります。
自分の生にあまり執着しなくなっているチセが、出会いを通してどのように変化していくのか。チセの心の成長、変化が大きな見所なのかなと思います。
まとめ
この漫画は、
・不幸な少女が幸せになっていく物語が好き(最後どうなるかまだわかりませんが)
・魔法、妖精が存在する世界が好き
・人外の魔法使いにそそられる
そんな人におすすめできる漫画です。個人的にかなーーーり大好きな漫画です。
6巻までしか出ていないので、すぐに追いつけますよ!
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