FILCOのウッドリストレストレビュー。布製パームレストから木製に変えて感じたメリットと気になった点

ノイ

パームレストは毎日手が触れるものですが、使い続けるうちに汗や皮脂によるベタつき、汚れ、へたりが気になってくることがあります。特に布製や低反発系は、最初は快適でも、長く使うほど扱いにくさを感じやすいです。

そこで今回試してみたのが、FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズです。木製パームレストは硬くて痛そうという印象もありましたが、実際に使ってみるとその心配はほとんどなく、むしろ汗や汚れの扱いやすさという点でかなり満足できました。

この記事では、布製・低反発系から木製に変えて感じた違いを中心に、FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズのメリットと気になった点をレビューします。

FILCO Genuine ウッドリストレスト LサイズをREALFORCE R2 テンキーレスの前に置いた全体写真
REALFORCE R2 テンキーレスと並べた状態。Lサイズでも違和感なく使えています

FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズを購入した理由

私は以前、HyperXの低反発パームレストを使っていました。クッション性は高く、使い始めは快適でしたが、長く使ううちに表面の汚れやへたりが気になるようになりました。

以前使っていたHyperXの低反発パームレストの写真。表面の使用感が分かる比較用画像
以前使っていたHyperXの低反発パームレスト。快適でしたが、使い続けるうちに使用感や汚れが気になるようになりました

手や手首はどうしても汗をかきます。布系素材は汚れが蓄積しやすく、見た目も使用感も悪くなりやすいと感じました。次は、クッション性よりも、汚れに強く手入れしやすい素材を選びたいと考えるようになりました。

そこで候補に上がったのが木製パームレストです。汗が染み込みにくく、汚れても拭き取りやすそうでした。以前からFILCOに信頼感があったことも、選びやすかった理由のひとつです。

木製パームレストは痛くないのか。実際に使ってみた感想

一番気になっていたのは、硬くて痛いのではないかという点でした。しかし実際に使ってみると、その心配はほとんどありませんでした。低反発クッションのような柔らかさはありませんが、沈み込まないぶん安定感があります。手首が変に沈まないので、タイピング中の感触も自然でした。

また、表面はサラサラしていて木目の質感もよく、デスク上に置いたときの雰囲気も気に入っています。天然木のため木目に個体差はありますが、私の個体はかなり満足のいく仕上がりでした。

汗やベタつきが気になる人には、木製はかなり相性がよい

私が木製を選んだ最大の理由がここです。布系のパームレストは汗や皮脂によるベタつきや不快感が出やすいと感じていましたが、この木製パームレストはそれがほとんどありません。表面がサラサラしているので、長時間触れていても不快感が少ないです。

「汚れない」わけではありませんが、汚れても拭き取りやすいのが大きな違いです。布製の汚れやへたりが気になってきた人には、乗り換えの満足感はかなり大きいと思います。

付属の滑り止めクッションは便利。ただしLサイズは貼り方に工夫の余地がある

まず、付属している滑り止めクッションはこのようなものです。

FILCOリストレスト用 滑り止めクッション 「ハイブリッドPORON」 左右各1枚 厚さ4mmタイプ PLS349
created by Rinker

Lサイズのように長いパームレストでは、このクッションを両端だけに貼ると、中央が少したわんだり、ガタついたりすることがあります。もし気になる場合は、両端だけでなく中央にも支点が来るように、分散して貼るのがおすすめです。

方法としては、付属の滑り止めクッションを切って中央にも貼るか、追加のクッションを購入して中央にも貼るかのどちらかになります。

私の場合は、付属クッションを切って分散配置しています。ただし、この貼り方はそのまま参考にできるとは限りません。というのも、私が購入したときの付属クッションは余分に大きく付いており、その余り部分も活用して多めに貼っているからです。

そのため、私とまったく同じ配置を再現することよりも、両端だけで支えるのではなく、中央にもクッションを分散して貼ることを意識したほうが大事です。Lサイズでガタつきが気になる場合は、まずこの考え方で調整してみるのがよいと思います。

購入前に確認したいポイント

サイズと形状は要確認

この製品にはS・M・Lのサイズ展開があります。購入前に確認しておきたいのは、自分のキーボードにぴったり合わせたいのか、少し広めに使いたいのかという点です。

私はテンキーレスキーボードで使っていますが、Lサイズを選びました。理由は、たまに外付けテンキーを横に置いて使うことがあるからです。そのため、テンキーレス単体でぴったり合わせたい人には、LサイズよりMサイズのほうが自然だと思います。

なお、公式サイトでは通常の一体型だけでなく、分割型のモデルもあります。Lサイズの2分割・3分割などもあるため、サイズだけでなく形状まで含めて選びたい人は、公式の天然木リストレスト一覧も確認してみるとよいと思います。

高さの相性も確認したい

使い心地で失敗しやすいのは、素材そのものよりもキーボードとの高さ相性かもしれません。木製だから痛いというより、キーボード前面との高さが合わないと違和感が出やすいからです。

このパームレストは、公式仕様では 440×81×20mm(滑り止めクッション含む) となっています。実際に定規でざっくり確認してみても、滑り止め込みで約20mm前後でした。公式の仕様ともおおむね一致しています。

FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズの高さを定規で確認した写真。滑り止め込みで約20mm前後
滑り止め込みで高さは約20mm前後。公式仕様ともおおむね一致していました

一方で、私が使っている REALFORCE R2 テンキーレス PFU Limited Edition の前面は、ざっくり 15〜17mm前後 でした。パームレストのほうが少し高めですが、差はわずかで、実際に使っていて大きな違和感はありませんでした。

完全に同じ高さではないものの、私の環境では自然に手を置けています。

FILCO Genuine ウッドリストレスト LサイズとREALFORCE R2前面の高さ差を定規で確認した写真
キーボード前面は少し低めですが、実使用で大きな違和感はありませんでした

まとめ。布製パームレストの汚れやへたりが気になるなら、木製はかなり有力

FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズは、木製でも十分使いやすく、特に汗や汚れの扱いやすさという面で満足度の高いパームレストでした。

購入前は硬くて痛いのではないかと不安でしたが、実際にはそうした不満はほとんどなく、沈み込まない安定感やサラサラした触り心地にも満足しています。

一方で、キーボードとの高さ相性や、付属クッションの貼り方には少し工夫の余地があります。このあたりは購入前に確認しておくと安心です。

布製や低反発系のパームレストを使っていて、汗やベタつき、汚れ、へたりが気になってきた人なら、木製パームレストに変える価値はかなりあると思います。逆に、クッションの柔らかさやふわふわした感触を最優先したい人は、木製よりも従来の低反発系のほうが合うかもしれません。

特におすすめしやすいのは、次のような人です。

  • 布製や低反発系のパームレストが汚れやすく感じている人
  • 汗やベタつきが気になる人
  • 沈み込む感触より、安定感のある支えが好きな人
  • 見た目や木の質感にも満足したい人
  • 長く使いやすいパームレストを探している人

扱いやすさ、見た目、長く使いやすそうなことを重視するなら、FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズはかなり有力な選択肢だと感じました。

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